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2016年 11月 03日
最近、これまで愛用してきたものが次々に寿命を迎えたようである。
一番悲しかったのはPolarの心拍計=S720iだ。 この心拍計を使い始めた時期の正確な記憶は無いが、たしか2002年ごろだったか? それ以降常に私の自転車ライフの隣に居て、多分一番充実した時期を共に過ごしてきたからだ。 先代のX-Trainerの時代から約15年の間記録し続けてくれた。 あの日、あの時の記録をみると今でもその時どんな人とどんな景色の中を走ったか思い出されてくるのは不思議だ。ただ単なる心拍数、スピード、ケーデンスのデータなのに。 また、一年の内繁忙期は自転車に乗れず、体重が増え、それが過ぎて自転車に乗り始めると体重が落ちてくる。ほぼ毎年その繰り返しだ。 #
by cyclist_maki
| 2016-11-03 13:07
| 自転車
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2016年 04月 02日
作家=船戸与一氏が亡くなったとラジオで聞いたのは昨年の春のことである。
恥ずかしながら読んでなかったので、代表作といわれる『砂のクロニクル』を買って読んだ。描かれている内容は、冒険小説というジャンルから想像させる軽薄なものではありません。描かれている時代、当時私は若くて未熟だってために見えていなかった物が沢山あった事をフィクションでありながらこの著作はリアルに教えてくれました。当時を思い出しながら3度読み直した。 イラン革命で米国の傀儡政権であったパーレビ政権が打倒されたニュースが入った時、まだ20代だった私は祝福しました。その後私が期待した方向にはこの革命は進みませんが、この物語はそれ以降のクルド人たちの運命と戦いを、ゲリラの一人として参加し挫折したハジと呼ばれる日本人と、武器商人としてゲリラを相手に活動する駒井克人(別名ハジ)という2人の日本人の目を通して描き出している。 ソヴィエト連邦にはゴルバチョフ政権が成立し、ペレストロイカを開始した。その表の顔は当時書籍などで勉強したが、その裏の世界でどのようなことが進んだのかは知らなかった。この本のゴラカシビリというグルジアマフィアの登場人物を通じてその辺りの一部にも触れられたことが面白く感じられた。 この著作には様々な人物が登場するが、著者の理想や考えを代弁させるような人物はいない。寧ろ理想に生きるものが往々にしてこの物語に描かれているサミルセイフの様に都合の悪い真実から遠ざかることによって盲目となりがちだという事を描いている。クルド人の運命に対する同情と巨大権力による狡猾な偽りに対する怒りというものが伝わってきた。 TBSの報道特集はたまに良いレポートをしてくれる。 本日(2016/4/2)現在のイラクのクルド人のISISとの戦いの最前線の社会と生活をレポートしていたが、米国や日本政府からはテロ勢力とされているこれ等の人々は懸命に生きようとしている。 いま、遺作となった『満州国演戯』を読んでいる。気が重い題材で忙しくて気分が低迷しそうな時期に読みたく無くて敬遠してきたが今頑張って読んでいる。勿論凄い本だ。 #
by cyclist_maki
| 2016-04-02 21:18
| 読書
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2013年 10月 26日
カミさんが物置を整理していた。古いレコードとギターが出てきた。
中には、高校時代(45年も昔のことだが)に初めて買ったレコードがあった。 当時レコードを買う金のなかった私にとって貴重だったのは 早朝のNHKラジオで皆川達夫さんのバロック音楽の楽しみという番組だった。 この番組をいつも楽しみにして、テープレコーダに録音して何度も聞いた。 そして、ついに私にとっては高価な買い物だったがレコード店で1枚のLPを購入した。 有名なギター奏者Andres segoviaのコンサートアルバムだ。 ところが、LPレコードを再生するプレーヤーが無かった。 なので、プレーヤーを将来買うことができるまで大事に保管することにした。 初めてこのレコードを聴いたのは、当時通っていた高校の文化祭で 放送部の企画のレコードコンサートに持ち込んで初めて聞くことができた。 アンプは自作で、待望のプレーヤーを手に入れたのはいつのことだったか? 大学に通い始めた時、通学自転車に乗る私の頭の中に響いていたのはこのレコード。 もちろんウォークマンなどない時代だから響いているのは記憶の中の音。 通学途中の桜並木の桜吹雪の記憶が今もこの音楽とともに甦る。 アンドレス・セゴヴィア コンサートアルバム Side-1 パヴァーナ(ミラン)、サラバンド(ヘンデル)、メヌエット(ヘンデル)、バレエ(グルック)、シシリアンヌ(バッハ)、ブーレ(バッハ) Side-2 メヌエット(ソル)、前奏曲イ長調(ショパン)、ロマンス(シューマン)、アンダンティーノ・ヴァリエ(パガニーニ・ポンス)、ワルツ(ブラームス)、マドロノス(トローバ)、前奏曲(ヴィラロボス) #
by cyclist_maki
| 2013-10-26 22:52
| 音楽
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2013年 03月 26日
今年の年度末は文字通り殺人的なもの。
会社を立ち上げたころ、机の下に段ボールをひいて疲れたら休んで 少し寝たらまた仕事の続きをするという、 一歩間違えれば取り返しのつかない事故になる、そんな日々を彷彿とさせるような毎日が続いていました。 今ようやく一段落して睡眠時間を十分取ることとストレッチなどしております。 自転車にはまだ乗れません。 その代わり、NHKオンデマンドで山田太一の“ながらえば”というドラマをを見て、とても泣きました。つい最近身近にそんな景色を見てきました。 ドラマとしても大変優れていると思いました。 ほかに、室生犀星原作の”火の魚”などみて心の栄養を取り戻しています。 主演女優の尾野真千子さん演じる折見とち子はとても良いです。 今流行りの“カワイイ”とは違って、 知的で女性らしい繊細な感性を持ちながら驕らず、 かといって男に媚びるところが無い。 主人公の老作家ならずとも惚れこんでしまう... 来週あたりから少しずつ自転車に乗りましょう。 #
by cyclist_maki
| 2013-03-26 19:45
| 雑感
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2012年 11月 17日
少し前の事である。肩に入ったプレートを外す手術のための入院中、高校時代の友人に勧められた“悪の教典”上、下(貴志祐介著)を読んだ。
高校の英語教師である蓮実は生徒たちに”ハスミン”と呼ばれる人気者で教師としても有能である。このハスミンの視点から物語は始まるが、次第にこの教師の抱えている重大な問題があきらかになっていく。映画化もされているのでこれ以上物語そのものには触れるつもりがない。 あまりにも多くの人が簡単に殺されていく後半の展開に読後の印象は良く無く、もちろん周囲にも勧める気にはなれなかった。貴志祐介の作品は“黒い家”、“青の炎”、“天使の囀り”など読んだがこちらの方が良かったと思う。だから感想など書くつもりも無かった。 角田美代子の周辺で起こった連続殺人事件ののニュースなどを聞くうちにこの作品のテーマとしているサイコパスと呼ばれる人格障害についていろいろ考えるようになった。見たくない事であってもこうした人格障害を抱えている人が意外と多いのではないか?そんな気がしてきた。連続殺人などという事件は起こさなくても... 事あるごとに対中関係などで意識的に緊張関係を作り出し、対外強硬世論を盛り上げて国政進出に有利な条件を作り出してきた...(以下自粛) 2005年ころ“平気でうそをつく人たち”(M・スコット・ペック)という本を読んだ事を思い出した。当時も大変興味深く読んだが、改めて考えてみるとサイコパスのような人格障害の問題の初期の研究だったのではないかという気がする。ただし、著者は人間の中に邪悪としか表現しようのないものを見たとき、キリスト教のいう悪魔の仕業としか考えられなかったようだ。 そこで、サイコパス関係の本を3冊ばかり購入して今読んでいる。“診断名サイコパス”(ロバート・D・ヘア)、”サイコパスー冷淡な脳ー”(James Blair/Derek Mitchell/Karina Blair 訳:福井裕輝)”結局、自分のことしか考えない人たち”(サンディ ホチキス) 良書とは読者にいろいろな問題意識を与えて考える機会を与えてくれる本の事だ。そういう意味では案外“悪の教典”も良書と言えるのかもしれない。 友人へのお返しに”チャイルド44”(トム・ロブ・スミス)を勧めておいた。 ふっふっ お前も悪よのぅ-->自分 #
by cyclist_maki
| 2012-11-17 15:31
| 読書
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